例会・事業案内
比企KIDSNA(絆)向上委員会
事業方針
[構成員]
委 員 長:瀬上 拓
副委員長:関口 喜希
委 員:狐塚 汐里
[事業方針]
人は、経験から学び、成長をします。とりわけ、子ども時代に得た経験というのは、その後の成長や人生の選択において大きな影響を与えます。子どもたちは、多くの人との関わりの中で様々な体験を得て、学び成長します。学校では友人や教師と関わり、家庭では両親や兄弟と関わり、地域では隣近所の大人の方や自然、文化と関わります。しかし、近年は、情報技術の急速な発達によってコミュニケーションが変化し、核家族・共働き世帯の増加によって家庭の在り方が変容しています。加えて、近年の新型コロナウイルス感染症蔓延による影響によって、子どもたちが様々なことに関わり、学び、経験する機会が減少しているように感じています。
ネットの世界であらゆることが完結してしまう時代だからこそ、実際に人と会い、一緒に何かを成し遂げる。多忙な毎日を送っているからこそ、何気ない親子の時間を大切にする。見える世界が広がっているからこそ、もう一度、自分が住んでいる地域の魅力に目を向けてみる。そんな経験が、比企に住む子どもたちを育み、比企の明るい未来に繋がっていくはずです。子どもたちと、一緒に楽しみ、同じ時間を共有することで、親子の絆、仲間との絆、地域との絆を結ぶことが子どもたちの健全な成長に繋がると信じています。
今年度、比企K I D S N A委員会では、人と人との繋がりが子どもたちの健全な育成に繋がるという考えのもと、子どもたちに体験活動の場を提供していきます。
親世代となった大人たちも、かつてはみんな子どもでした。親子でのバスツアーを通して、親子で体験を共有し、親たちの経験を語ってもらうことで、子どもたちに自分達の未来に想いを馳せてもらいます。
仲間とともに闘った経験は、何にも変え難い、かけがえのない宝となります。今年度で、36回を迎えるサッカー事業を通して、子どもたちの技術向上の場としてもらうとともに、仲間とともに勝利を目指して共に汗を流してもらうことで、仲間との絆を深めてもらいます。
比企の自然は、誇れる地域の魅力の一つです。子どもたちに比企の自然の中で思い切り遊び、自然を肌で感じてもらうことで、比企地域の未来を担う子どもたちに、自分たちが住む地域との絆を深く感じてもらいます。
こうした様々な体験が、子どもたちを成長させる一歩となるはずです。そして、仲間とともに事業を考え、形にして作り上げていくことが我々、比企青年会議所の強みであり、魅力です。比企に住む大人として、仲間とともに一つの目標に向かって何かを作り上げていく姿を、自ら一歩を踏み出す姿を見せていくことで子どもたちの道標となります。私たち大人が、子どもたちに何を残せるのか、何を伝えていくのかを考え、行動することで比企地域の絆を、子どもたちの未来を紡いでいきます。