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2023年度 理事長 所信

理事長 所信

公益社団法人 比企青年会議所
第43代理事長   野澤 勉

Re:Start

~Step by step~

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 我々比企青年会議所は、再来年45周年を迎え、引き継がれた思いと新たな思いを胸に、更なる一歩を歩み始めます。

 しかしながら、我々比企青年会議所は存続の危機に陥っています。様々な運動や活動を行うにしても、限界を超える負担を我々は背負ってしまっているのが現状です。それらを打破するために、今こそ一歩を踏み出し、更なるスタートの立て直すチャンスと捉えていくのです。

 我々は青年会議所を通し、多くの仲間と出会い、多くの時間の中でたくさんの絆を深めていくことで、それぞれの魅力に触れることが、個人の成長に繋がります。

 比企青年会議所は長い歴史の中で、メンバーや地域に対し様々な運動や活動を行い続けてこられました。青年と呼ばれるからこそ、全力で新たなことに挑戦し、共に今年度を経験多き1年とし、少しでも新たな自分と出会えることで、これからの一歩としましょう。

 そして、誰もが幸せだと感じることができる「明るい豊かな社会の実現」を目指して、共に取り組んでいきましょう。

 

【仲間との交流での再スタート】

 我々の運動や活動の根源は会員同志の絆です。同じ方向を向き、同じ目的を持ち、足並

みを揃えて起こす様々な運動や活動が比企青年会議所の最大の強みであると考えます。

比企青年会議所には様々な魅力を持った人財がおり、我々が大切にしてきた、人の心がわかる心を育みながら会員同志の絆を深め、互いの魅力を感じながら自身の更なる魅力を磨く、そんな会員同志の交流を持ち、大きな運動を展開しています。

多くの時間の中で深く付き合うことが互いを知り、それぞれの魅力に触れ、感じることが自身の大きな一歩への成長と繋がっていきます。そして、我々をいつも支えてくれている家族や身近な人へ感謝をしながら、会員や家族との交流を深めることが大切です。

また、会員同志の繋がりを強固にするために、対面での交流を再認識し、僕らの心を一つにすることで、これからも力強く魅力的な運動を発信し続けることができるのです。

 

【共感が会員の再出発】

 我々は、「明るい豊かな社会の実現」を目指して運動を展開していますが、地域からより多くの賛同を得た上で、一人でも多くの共感頂ける同志を増やしていかなければなりません。

 今の時代は、利益を生んでいても人手不足や後継者不足により、事業の継続を断念せざるを得ない企業が数多くあります。同じように比企青年会議所においても、新しく入会する仲間が全く入ってこなかった場合、我々の志す運動は継続できるでしょうか。

我々の運動や活動の魅力を伝えることの先には、共に継続的かつ積極的に取り組んでいくための会員の拡大は必須事項であり、これまで以上に世代性別を問わずに、積極的な行動で、あと一歩拡大に取り組まなくてはなりません。若い力や女性の活躍は新たな価値観や発想を生み、我々の運動に変化をもたらします。

 これまで以上に魅力ある団体でありながら、全力で会員拡大に取り組みます。

 

【次代を担う活動の再開】

 この地域の未来を思い描くには、未来を創造していく子ども達の存在は欠かすことがで

きません。それには次代を担う子ども達に何を伝え、何を残してあげられるかを、しっかりと考え行動する責任があります。

我々は子ども達の健全な育成を行い、次代を担う子ども達が明るい未来を思い描くことができるよう導いていかなければなりません。また、子ども達を通じて我々が、人と触れ合う大切さや人の心がわかることに繋がります。

未来への懸け橋となり、子ども達にとって将来の可能性を引き出せるような機会を与えなければなりません。それが子ども達の経験となれば、子ども達一人ひとりの未来への可能性となり、次代を担う活動の再開によって比企地域の明るい未来を創造していくのです。

 

【新しい魅力への再始動】

 近年、我々の比企地域は、自分たちで努力して活性化していかなければならない時代へと突入しました。

比企地域の人口は既に減少傾向にあり、この先間違いなく加速度的に減少が進み、地域社会にとって大きな課題となってきます。そのためには、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組み、時代に合った地域をつくり、地域間の連携を推進する事で、地域の活性化への実現を目指す必要があると考えます。そのために、もう一歩この地域に多くの人が共感できる魅力あるまちで、誰もが笑顔になれる、たった一つの故郷を目指してまいりましょう。

そして、埼玉ブロック協議会が掲げる「今が未来を変えていく」に向けて運動を展開し、我々の比企地域のみならず、持続可能な社会の創造へ歩んでまいります。

 

【情報発信の再開】

組織を形成するうえで、総務運営は重要な役割を担っております。会員が活動しやすくなるように、円滑な総務運営を的確におこなっていく必要があります。

 現在あらゆる情報ネットワークが発達し、当たり前のように活用してきたホームページやSNSを用いた情報発信は、有効な情報伝達の手段であることには変わりありません。しかし、単に発信することが大切なのではなく、地域にとって必要とされ、心に響く情報発信が必要不可欠であります。そのためには、まず我々の「名前」を知ってもらうと共に、情報発信を的確におこなってまいります。

 

最後に

 今後の更なる未来へ向けて歩み出す年となります。

比企青年会議所はいつも自分のためだけでなく、社会のため、周りの人のため、そして、何よりも共に活動する仲間の心を大切にして、これまで歩んできました。

「更なるスタート 更なる一歩」が、自分にとっても大きな意味があることに間違いありません。

 

自分の心の声に 向き合ってみましょう。

​第43第理事長 野澤 勉

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