新型コロナウイルス感染症により命を落とされた方々に対し、衷心より哀悼の意を表します。また、今もなお感染症闘により病生活を強いられている方々にお見舞いを申し上げるとともに、最前線で新型コロナウイルスと戦っている医療従事者、関係者の方々に心から感謝を申し上げる次第です。 さて、４月８日、埼玉県を含む７都府県で、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、日本政府より緊急事態宣言が発令されました。東京都など都市圏において感染者が爆発的に増えており、また都市圏近隣各県では、独自の判断のもとで緊急事態宣言が発令されている状況です。私たちの活動エリアである比企地域でも、１３日現在、東松山市、吉見町、ときがわ町で新型コロナウイルス感染者が確認されています。
世界での累計感染者は、米国ジョンズ・ホプキンズ大学の「新型コロナウイルスの感染状況に関するマップ」によれば、４月１３日時点で感染者１８０万人、死亡者１１万５千人を超えており、今後も加速度に増えていくでしょう。コロナショックによる日本経済への打撃は、戦後最悪と言われており、今後私たちに待ち受ける経済社会は、前代未聞の危機的状況になると覚悟しなければなりません。
この様な中、私たちの青年会議所活動においても、感染拡大を防ぐと共に仕事・家庭に対する影響を考慮する上では、当初計画した活動や事業を中止、或いは内容を大きく変更せざるを得ない状況にあります。中には、地域の皆様にこれまでもご参加いただき、或いは楽しみにされていた事業もあるかと思い、大変申し訳く思っております。
しかし、この様な時だからこそ、青年経済人が集まる私たちは、今地域に対して何が出来るかを考え、出来ることを形にして行っていくべきであると考えております。感染予防、感染拡大防止の啓発に務めるとともに、地域の方々に必要となる情報を一早く発信していけたらと考えております。
今後の事業については、ホームページ等で随時発信をしていきます。まずは皆さんと共に新型コロナウイルスの早期収束に努め、夢と希望に満ちた平穏の日々が訪れることを願い、一丸となってこの国難を乗り切っていきましょう。
公益社団法人比企青年会議所
２０２０年度 第４０代理事長 中島慎一郎
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